2013年12月8日日曜日

今年ヒットしたツールは「アピアランスとスクリプト」

12月8日担当のすどうでございます。

今年もAomori Web Advent Calendarにお声がけいただき、参加させていただくことになりました。駄文に少々お付き合いいただければと思います。

…昨年も12/8だったのね。まったく意識せずこの日にちにしたんだけど。


さて


今年のテーマは、昨年と同じく「今年ヒットしたツール」ということで。昨年は「Galaxy Note」を取り上げました。

発売された当初は、ほぼ唯一の5インチ端末+タッチペンということで重宝してましたが、Android端末の進歩は凄まじく、世に出て2年経とうとする今では、本家Samsungからは3世代目、同業他社からもフルHDでの5インチ端末が当たり前。こういう市場のパイオニアな製品に、発売当初から気付けたことが嬉しかったりしますが、最近はちょっと食傷気味です。HTC J Butterfly とか HTC J One とか XPERIA Z とかカッコイイし持ちたいけど買うのはなぁ…な感じ。

で、今年の「ヒットしたツール」と言われたのですが今年はガジェット殆ど買ってないじゃん!という驚愕の事実を目の当たりにしました。

PSVitaTVは買いましたけど、期待したほどすげぇ!って商品じゃなかったし…(汗)

唯一WindowsノートだけDell XPS 13に新調しましたが、絶賛活用には至らず。まぁごくごくフツーのUltrabookですし、Windows8→8.1になっても大きく使い勝手が変わるわけでもなく、と。個人的には琴線に触れるガジェットが少ない1年でした。


んで、「今年ヒットしたツール」と振り返ったら、仕事環境をMacBookAirに変え(角掛健志さんありがとうございます)と共に主に仕事でバリバリ使ってたアレがあったのです。アレです、アレ。

「Adobe Illustrator で使うアピアランステクニックとスクリプトの数々」

お仕事でイラレ歴が長い人、初めて使ったのがCS以降な人には、何を今さらと思われるかもしれませんが。

10倍ラクするIllustrator仕事術』を熟読し、あまりに非効率なPowerMacG4+OS9+Adobe Illustrator Ver.8な仕事場を、あまり大きな声では言えない方法でゴニョゴニョと環境改善し、そりゃあもう仕事は楽(ラク)して楽(たの)しく進められ、〆切時間前に余裕をもって仕上げられることが当たり前になりました。

全国のIllustratorの変態達人な方々が登壇されたIllustratorだけのセミナー「dot-Ai」ではアピアランスの活用や可能性について、まさに驚愕的な内容だっただけに、興味がある方は全セッションの映像と各データまでダウンロードできるという太っ腹仕様な「dot-Ai」にビデオ参加してみてはいかがでしょうか?(ステマ?)→ http://www.dot-ai.com/

アピアランスの挙動や特徴を理解できたコトで「〆切時間厳守その他要望に最大限対応できるよう直しに強いデータ作り→文字修正に追従するアピアランスの可変性が、時短には物凄く効く!」を実感できた1年でもありました。

このアピアランスの理解が、印刷においてはどのように影響し正しく印刷するには?という問題をも理解するキッカケになり、自身の仕事の視野や守備範囲もかなり広がりました。

また、アピアランスだけでなく様々なスクリプトが自分の作業を助けてくれました。ココとかココとかには感謝してもしきれません。

んで、Illustratorでスクリプトを選ぶとき、メニューバーから「ファイル」→「スクリプト」→使いたいスクリプトを選ぶのですが、これが意外とかったるい。ショートカット⌘(command)+F12でスクリプト格納のフォルダは開けますが、そこでもまたカーソルかマウスで選ばないといけないので、これもかったるい。

そんなときに、こんなつぶやきがTLに流れてきたですよ。

DTP業界では有名な方々がほうぼうで絶賛してるので、上記のかったるさとかも解消できるんちゃうか?と思ったら、コレが自分にも神ツール!

それが「ScriptkeyAI」です。


ScriptkeyAIとは

ざっくり言うと「個別のスクリプトをショートカットとして設定できないイラレに、個別のスクリプトをキーボードショートカット設定しちゃおうぜ」なソフトなんです。大事なコトなのでクドく書きました。

詳しい機能の解説は今さらオラが書くより、こちらが断然分かりやすいのでそちらを参考に。

Illustrator強化作戦 3 -script special- ScriptKeyAi

このツールのおかげで特にテキスト整形や任意の変形作業にものすごく余裕ができ、更に余計な(笑)効率化とか環境改善とか考えられるようにもなったので、自分自身の作業がさらに楽しくなってきたのでした。

古くはエディターやコンパイラのマクロやバッチ処理など、アプリケーションなツールによる効率化って、ハード高いし上にねだってもムリだから知恵と工夫でどうにかするぜ!ってドハマりしてたプログラマ時代を思い出したりしました。あの時は効率化に傾倒しすぎて開発が遅れることもあったけどさ…(笑)今でもやりかねんが…。

そんなワケで、今年ヒットしたツールは「アピアランスとスクリプト、そして ScriptKeyAI」でした。

Macにはこんなツールやスクリプトが山ほどあるのでもの凄く仕事が捗りますわ。

Windowsでは(当然ながら)ScriptKeyAIは動作しないし、スクリプトも一部動作しないものもあるし。何よりフォント操作や見た目がどうしようもなさ過ぎて…(汗
と、愚痴ってもアレなので、来年はWindows方面の改善や環境構築をやってみようかな、と思います。

みなさま、良いイラレライフを。

2013年12月5日木曜日

今年一番ヒットだったツールは「Misfit Shine」

今年一番ヒットだったツールは「Misfit Shine」
Aomori Web Adevent Calendar 5日担当の花田です。
(友人のNさんも同日担当してます。)

私の今年1番ヒットだったツールは、
iPad Air!!あの薄さと重さはすごい!......ではなくて、
こちら『Misfit Shine アクティビティモニター』です。
この商品はもともとは米国のクラウドファンディングの
『indiegogo』から商品化したもので、
昨年の11月頃資金を集めてるのを知って、
不安もあったのですが、出資(購入)してみることに。
当初の予定では3月に届くはずでしたが、遅れるとのこと。
この手のモノは、予定どおりに出来上がることはまずないので気長まつことに。
8月になってやっと発送のメールがきたのでほっとしてたところに、
AppleStoreで販売するとの情報があったときには驚きました。
ま、円高の影響もあり送料込みで$94(7,600円)で購入でき、
AppleStoreで13,800円なのでかなり安く買えたので良しとします。

最近はいろんなアクティビティモニター(活動記録計)が出てますが、
なぜ、この商品が欲しくなった理由は、
ウォーキングやランニングはもちろん水泳でも使用できるところで選んだのです。
私の知ってる限り完全防水(50m)はこれしかないと思います。
形状は500円硬貨と同じ大きさで、
航空機用アルミニウム素材を使っており、
質感はMacBook Proのアルミ削り出しにとてもよく似てます。
かなりシンプルな作りだけど、かなりかっこいいです。










使用方法

身につけておくと一日の運動量をトラックしてくれて、
あらかじめ設定しておいた目標値に届いたかどうかを見ることができるという、
シンプルなものです。
本体2回タップすると12個あるLEDランプがひかり、
光った個数でどのくらい目標値に近づいたかわかるしくみになっていて、
3回タップすると、あらかじめ設定しておいたモードに変更します。
モードは睡眠、自転車、水泳、テニス、バスケットボール、サッカーがあります。
装着方法は、附属のリストバンドかクリップの2種類があり、
あと、別売りでネックレスタイプもあります。
リストバンドは、水泳使用するには邪魔になるので、
私は、クリップタイプを使用しています。
ただ、このクリップタイプはマグネット式で、
衣服の好きなところにピタッと付けられるのですが、
間違えてマグネット側を外側にすると、
金属の物に近づくと本体ごともっていかれるので、
紛失する可能性が高いです。
現に、無くして車や冷蔵庫にくっついてたことがありました。












iPhoneとの同期

そして、iPhoneアプリとの同期方法がかっこいい。
写真のようにiPhoneの上に置くだけで同期してくれます。
初め、この同期方法をクラウドファンディングの動画で見たとき、
すげー、近未来的と思ったのですが、
実際やってみると、
Bluetoothで接続してるのでiphoneの上に置かなくてもそばに置くだけで、
同期出来るんですよね。
最近のアップデートで、アプリ立ち上げるとすぐ同期します。
























バッテリー

他のアクティビティモニターと違うところでポイントなのは充電式ではなく、
よく使うボタン電池(CR2032)で、
1回交換すれば3〜4ヶ月もち充電の手間がいらず、
充電中の活動ログを取り損ねることがないので、これはありがたい仕様です。










良くないところ

アプリとの同期がうまくいかないことがある。
本体をタップしてモードを変更するんですが、反応がいまいちよくない。
それに、いちいちモードを変更するのがめんどくさい。
クリップタイプのラバーの切れそうになる。
予備がほしいのですが、
日本では販売しておらず米国のHPでしかうってないので、
$4なのですが送料を合わせると$30(約3000円)と高すぎる。


おすすめ度

やはり水泳で使用する方にはオススメだと思います。
あと他の商品とくらべて、
かなり小さいので大きさや重量が気になる方にもオススメします。